2025.5.22
長野県版申請マニュアルによる「仕様表」は既にお使いでしょうか。
4月1日以後に建築確認申請を提出された方は、「こんなことまで指摘されるのか」といった経験をされている方もいらっしゃるかと思います。
審査特例の廃止によって今まで審査対象となっていなかった「建築基準関係規定」が建築基準法、政令、さらには告示の内容まで審査の範囲が及んでいます。
これらの規定について、木造戸建住宅程度の建築物を対象に、ほとんどの規定を網羅したものが長野県独自の「仕様表」となっています。
建築基準関係規定の内容が図面へ明示することなく、仕様表のチェックボックスに☑をするだけで、関係規定への適用を示すことができる内容となっています。
仕様表のExcel版は下の長野県建築住宅課の法改正関係ホームページからダウンロードできますが、記入の仕方がわかない方のために、記入例を今回添付していますので参考としてください。(仕様基準による省エネ適合判断のための仕様表や完了審査申請のチェック表の記入例、写真撮影要領の具体的な写真事例なども今後作成してまいります。)
使用に当たって特に個別に記載しなければならない事項が記入例の内容でクリアするかについては、各確認検査機関にご確認ください。
この情報は、建築士会の会員以外の皆さまにも提供しております。
なお、会員の皆様のみ受講可能な改正建築基準法等の課題別勉強会は毎週水曜日オンラン形式で引き続き開催します。この勉強会の中で、仕様表の使い方の講習を行ってまいります。
また、既に実施した講習内容の録画、資料配信も会員限定で逐次行ってまいりますのでダウンロードしていただき活用ください。
長野県建築住宅課 建築基準法・建築物省エネ法改正に関するページ
長野県版「仕様書」の記載例